交通事故で被害者にも加害者にもなりたくないものです。重大事故では、命の危険や後遺症のおそれもあります。
そこで、小さい子供に交通ルールを教えようと思っても、一般の車や自転車が走っている道路では難しいものです。そんな悩みに応えるように、実物とほとんど同じ道路を再現した公園で交通ルールを学べる場所が交通公園です!
今回は、各地にある交通公園のうち、松戸市にある「ユーカリ交通公園」を紹介します!
施設概要
アクセス
最寄りのバス停から徒歩1分とアクセスも良いので、バスで行くこともおすすめです。詳しくは、公式ホームページのアスセスについてご確認ください。
駐車場は?
道路の反対にある狭めの常設の駐車場と、公園に隣接する広めの臨時駐車場があります。土日は、臨時駐車場が開いています。(公式ホームページでは、閉鎖していると記載がありますが、誤りです。)
いずれも無料です!
注意点は、在園時間が1時間というルールがあることです。1時間を超えて駐車していてもペナルティはありませんが、混雑を避けるためにも、すみやかに退園しましょう。
なお、園内のスピーカーから退園を全体的に促す放送が数回あります。
営業時間
9:00~12:00、13:00~16:00
利用料金
無料です!
何があるの?
ユーカリ交通公園は、大きく分けて、道路ゾーン、展示ゾーン、バッテリーカーゾーンに分けられます。
道路ゾーン
実際の交差点や信号機の状況を再現した道路があります。ここで、自転車等で走行することによって交通ルールを学ぶことができます。
乗ることができるのは、自転車、補助輪付き自転車、ハンドサポート付き自転車、足漕ぎ四輪車です。体の大きさに合わせて、乗り物が選べます。
3歳から4歳ですと、体の大きさ的に乗れるのは、ハンドサポート付き自転車か足漕ぎ四輪車くらいです。5歳くらいから本格的に楽しめるゾーンですね。
コースは2種類あり、信号機のある走行コースと乗り物に慣れるまで練習できる練習コースがあります。
利用方法
まずは、何に乗りたいか決めましょう。足がペダルに届くのかを事前にチェックすることもできます。スタッフの方が各乗り物のすぐ近くにいるので、声をかけてから、またがるようにしましょう。
乗り物が決まったら、受付で乗り物の名前を言って札を受取ります!親は、受付簿に子供の年齢と子供との関係(父や母など)を記入します。記入は、札を貰うたびに毎回します。
コースに出て、信号機にしたがって停止したり走行したりします。信号を守らないとスタッフの方が注意してくれます。
なお、ヘルメットの着用は不要です。
実際に乗ってみた
次女ちゃんは、足漕ぎ四輪車に乗ってみましたが、伸ばした時に足が届かないため、サポートバー付き自転車にしました。
コースに出てみましたが、なぜか全然前に進みません。次女ちゃんをよく見てみると、ペダルに足を乗せていません。少し考えて、理由がわかりました。次女ちゃんは、三輪車にも乗ったことがないので、ペダルをこいで前に進むことを知らなかったのです!
これでは、スーパーのお買い物カートに乗せられているのと同じです。早速、練習コースで練習することに。
数周練習して、いざ走行コースへ!
走行コースは、ややアップダウンがあったり、他の子供が走行しているので、小さな子や慣れない子供には親のサポートが必要です。自転車の子供と伴走するお父さん達もたくさんいました。良い運動になりますね!
コースには踏切やトンネルがあってバラエティに富んでいます。しっかりペダルをこいで前に進めるようになると楽しいです。次女ちゃんにはまだ早かったようです。
展示ゾーン
現役を引退した消防車や救急車、ヘリコプター、また少し離れたところにSLが展示されています。
柵などで囲われていないので、間近で見られます。いや、むしろ触れます!
SLの方は、何と運転席に入れます!重厚感が漂い、カッコいいです。次女ちゃんは、初めての運転席を不思議そうに眺めていました。
バッテリーカーゾーン
自転車に上手く乗れなくても、大丈夫!小さい子でも十分に楽しめるのがバッテリーカーゾーンです。
バッテリーで動く2人乗り用の乗り物で、専用のコースを走行できます。
小さな子向けなので、高校生以上の方だけで利用ができません。小さい子と一緒なら大人も乗れます。詳しくは、以下の注意事項をご確認ください。
利用方法
受付で「コインください!」と元気よく言いましょう!すると、受付の方からコインをもらえます。
バッテリーカーゾーンの乗り場に行き、乗りたいのバッテリーカーの看板のところで待ちます!
順番が来たら、バッテリーカーに乗り込みます!
バッテリーカーのコイン投入口に受付でもらったコインを入れます!
バッテリーカーが起動したら、足元にあるアクセルを踏みます。踏んでいる間、前に進みます!
滞在時間
利用時間のルール通り、約1時間です。もっと遊びたがった次女ちゃんを説得して帰宅しました。
その他の設備は?
トイレ
キレイなトイレがあります。子供向けの便器もしっかりあるので安心ですね!
自販機
飲食物の持ち込みや、園内での食事は禁止されていますが、自販機で買ったものは園内で飲めます。
ベンチ
疲れた大人達が休憩する姿をよく見かけます。藤棚のようになっているので、日差しが強い日でも日陰になるので気持ち良いです。
駐輪場
自転車で行くこともできます。ただし、自分持ち込んだ自転車(その他、三輪車など)で道路ゾーン等を走行できませんので中止してください。
まとめ
駐車場もあり、基本的に全て無料で利用できるので、子供に交通ルールを教えたい人や遊び場に迷ったときにおすすめです!
屋外なので雨の日や猛暑日は、利用を避けた方が良さそうです。
小さい子だったら、乗り物とバッテリーカーで遊んでいたら、あっという間に1時間になってしまいます。
交通ルールも園内のルールもしっかり守って、利用しましょう。かわいいお子さんを交通事故の被害者にも加害者にもさせないようにしたいですね!