ドラム式洗濯乾燥機に引き続き、時短家電「三種の神器」の第二弾として、食器洗浄機を紹介します!メリットについてデメリットも含めて解説します!
食器洗浄機とは?
手洗いの代わりに食器を自動で洗浄してくれる機械です。食洗機とも呼ばれます。
我が家では、ビルトインの食洗機が無く、購入しようか迷っていました。購入後は、ドラム式洗濯乾燥機の次に外せない必須家電となりました。
メリットは?
- 食器洗いの手間がなくなる
- 手荒れがなくなる
- 乾燥までが早い
- シンクがスッキリする
食器洗いの手間がなくなる
家族が多くなると、お箸やコップ、小皿などの細々とした食器類が多くなります。それらを洗剤をつけてスポンジでこすって、すすぐとなると重労働です。
シンクの中に洗い物が溜まっているだけでも、料理のやる気がなくなります。
そんな時に食洗機があれば、自動で洗ってくれるので、大きな助けになります。
手荒れがなくなる
私が手洗いで食器を洗っていたときは、洗剤の影響により手荒れがひどくなっていました。特に育休中に哺乳瓶を塩素消毒したことでより悪化。常にハンドクリームや塗り薬をしていても、皿洗いのたびに落ちてしまっていました。
もちろん、ゴム手袋をしていましたが、手が滑ってしまい、お皿を割ることもしょっちゅうでした。
食洗機であれば、洗剤に触れることがありませんので、そんな悩みから解放されます。おかげで私の手荒れもすっかり良くなって、薬を使うこともなくなりました。手荒れに悩んでいる方は、食洗機を検討してみてはいかがですか。
乾燥までが早い
食洗機が温水で洗うことによって、洗浄直後の食器類はホカホカです。乾燥ラックに並べれば、手洗いよりも早く乾きます。
食器洗浄”乾燥”機のデメリットとは?
ここで、食器洗浄乾燥機なら乾燥までできるので、乾燥ラックに並べる必要がないのでは?と思った方もいるでしょう。
実は、我が家で使用している食洗機にも乾燥機能がありますが、使用していません。なぜならば、乾燥が十分にできないからです。お皿やコップ、お箸などはよく乾くのですが、タッパーやカトラリーケース(次女ちゃんのお弁当で使用)の溝に水が溜まっていると全然乾きません。
また、乾かなかった食器類を食洗機から取り出す時に、せっかく乾いた他の食器を濡らしてしまうこともあります。そうなるとイライラしてしまって、結局、乾燥機能を使用しなくなりました。
我が家では、次に食洗機を購入するときは、乾燥機能のないものを買う予定です。今回、オススメするものが「食器洗浄”乾燥”機」ではなく、「食器洗浄機」であるのは、このようなデメリットがあるためです。
シンクがスッキリする
シンクに洗い物が溜まってくると洗い物も料理もやる気がなくなります。食洗機があれば、洗い物が出たタイミングでちょっとずつ食洗機に入れていけば、シンクに洗い物が溜まることはありません。
例えば、料理中に使用した包丁やまな板は、食事の時には、もう使用しません。したがって、料理の合間に食洗機に入れていけば、シンクに残ることはありません。
我が家では、食事が終わったタイミングで食洗機を回すというより、食洗機の中がいっぱいになったら回しています。その後、食洗機に入りきらなかった食器は、直前の食器洗いが終了次第、すぐに食洗機に入れます。食洗機がいっぱいにならなかったら、回しません。食洗機内に洗い物をストックするイメージです。するとシンク内に洗い物が残らなくて、とても気持ちよく食事の準備等ができます。
デメリットは?
- 予備洗いが必要
- 広い設置場所が必要
- フライパンなどの大きいものは洗いにくい
- 高温で洗えないものがある
予備洗いが必要
油汚れやご飯粒がこびりついた食器は、食洗機だけでキレイにはなりません。スポンジで物理的に落とす必要があります。
それだったら、手洗いと変わらないのでは?と思われますが少し違います。こびりついた部分だけこすれば大丈夫です。
機種にもよるかと思いますが、我が家で使用している食洗機は、食洗機用以外の洗剤がついたまま回すと故障の原因になります。そのため、スポンジには洗剤をつけません。そのおかげか、手荒れはほとんどありませんし、丁寧に水ですすぐ必要もありません。
ただし、予備洗いが必要なのは手間と言えるでしょう。
広い設置場所が必要
我が家のようにビルトインの食洗機が無い場合は、給水栓に繋ぎ、かつ排水が容易にできる位置に卓上型の食洗機を設置することになります。必然とシンク周辺に設置するのですが、そうなると調理や生活動線に支障が出ることが多いです。
食洗機自体をコンパクトにしようとしたら、今度は洗浄容量が小さくなって使い勝手が悪くなります。
そこでスペースがあまりない我が家は、キッチンカウンターの上に設置しています。
キッチンカウンターで安定する台座がメーカー純正で販売されているので、それを使用しています。今のところ、グラグラしたり、食洗機の不具合は全くありません。
キッチンカウンターの上に背の高い食洗機を乗せているので、圧迫感があることと、食洗機の出し入れ時に背伸びしないといけないことがマイナス面です。あと、地震の時に食洗機が床に落ちてしまうのではないかという不安があります。今後は、耐震補強を試みたいです。
設置場所がなくて困っている人は、検討してみてはいかがでしょうか。
フライパンなどの大きいものは洗いにくい
食洗機が大きいものなら問題ありませんが、前述のとおり、卓上型の食洗機は大きくなればなるほど、キッチンスペースを占拠します。コンパクトサイズを選ぶことになりますが、そうするとフライパンや鍋などの大きいものを入れたら、それだけでいっぱいになります。
フライパンなどの大型のものは結局、手洗いすることになって食洗機のメリットを活かせません。
我が家では、取っ手が取れるタイプのフライパンや鍋を使うなどしてなるべく手洗いしないようにしています。
高温で洗えないものがある
プラスチック製品では、食洗機の温水がその耐熱温度を超えてしまうことがあります。したがって、そのような製品を食洗機で洗うことができません。特に子供用の食器に多い印象です。
その他に、漆器なども食洗機に向かないものです。使用する前に確認しましょう。
食器を新たに購入するときは、食洗機OKなのかを確認すると良いでしょう。
まとめ
食洗機に食器をセットしたら、あとは自動でキレイにしてくれるのは、子育て中の家庭にとっては時短になってとてもありがたいです。
特に手荒れに悩んでいる方には大きな味方になるでしょう。ただし、デメリットもあるのでプラス面とマイナス面をよく吟味すると良いでしょう。
設置場所で悩んでいる人にも、キッチンカウンターに乗せるなどの対策がありますので参考にしてください。
食洗機も「時間を買う」という考え方ができれば、安く感じます。その空いた時間を趣味に当てたり、お子さんと接したりして余裕のある生活を送ってみてはいかがですか?