子育てにオススメ!日産の軽自動車「ルークス」のメリットとデメリットとは!?

子育て中の家庭では、自家用車があるととても便利ですよね。小さい子を連れてお買い物やお出かけしているときに、途中でぐずったり、寝たりしても電車やバスに比べれば車だったらイライラすることもありませんし、親の体力もあまり削られません。

さらに、小さい子の荷物は多くなりがち。オムツやお尻拭きはもちろん、替えの服、飲み物、おやつ等を持って行くだけでも大荷物です。

そんなときに車があれば大助かりですが、どんな車を選べば良いのか迷いませんか?

我が家では、日産の軽自動車のルークスを約4年間使用しています。ここでは、ルークスを実際に使用して感じたメリットとデメリットを紹介します。ルークスをご検討中の方に、どんな機能があるのかを知っていただくとともに、車選びの参考になれば幸いです!

ルークスの概要

日産のスーパーハイトワゴンの軽自動車です。全高が1,700mmあり、軽自動車でありながら広々とした車内空間が特徴です。

我が家では、2020年発売モデルの「ルークス ハイウェイスターXプロパイロットエディション」を新車で購入して約4年使用しています。現在、同じモデルは、新車販売していませんが、中古車や最新モデルの購入の参考にしてください!

なお、購入にあたっては、グレートによって標準装備されている機能やオプションとなるものがあります。また、オプションでも付けられないものもあるので、メーカーのホームページにある装備一覧をご確認ください。

ルークスのメリット

  • ハンズフリーオートスライドドアがある
  • アラウンドビューモニターで駐車が楽チン
  • 運転席からリアシートに手が届く
  • 荷室が広い
  • オートブレーキホールドがある

では順番に説明します!

ハンズフリーオートスライドドアがある

小さい子供を育てている家庭で最も効果を発揮するのがスライドドアです!狭い駐車場で乗り降りするときに隣の車や壁を気にすることなく、ドアを開けられます。特に赤ちゃんを車外からチャイルドシートに乗せたり降ろしたりする場合、通常のドアですとほぼ全開状態。また、風が強い日は、風に煽られて、ドアが開いて隣の車にぶつけてしまうこともあります。逆にドアが閉じて手を挟んでしまったらとても危険です。

スライドドアであれば、上記のような心配がなく快適に乗り降りができますよ。

我が家では、長女ちゃんが赤ちゃんだった頃は、スライドドアではなく通常のドアでした。隣の車に気をつけながら乗り降りしていて、とてもストレスがあったのを記憶しています。次女ちゃんが生まれるタイミングでスライドドアがあるルークスに乗り換えました。快適さが全く違います。子供がいるうちは、通常のドアには戻れません。

ルークスではSモデル以外は、両側のスライドドアが標準で電動になります。加えて、ハンズフリーオートスライドドアが助手席側が標準となります。

ハンズフリーオートスライドドアとは?

ハンズフリーオートスライドドアとは、車外からスライドドアを開閉するときに車体下部のセンサーに足先をかざすことで開閉できる機能です。

例えば、赤ちゃんや荷物を両手で抱きかかえているときに、手を全く使わず足先の動きだけでスライドドアの開閉ができるようになります。

荷物だったら、手の甲でドアノブのスイッチを押すこともできますが、赤ちゃんだと頭を車体にぶつけてしまうおそれもあります。そんなときにとても便利ですよ!

我が家では、次女ちゃんが生まれたばかりだったので、この機能が両側のドアに標準搭載されているプロパイロットエディションを選びました。

アラウンドビューモニターで駐車が楽チン

アラウンドビューモニターは、日産独自のパーキングアシストシステムです。ルークスでは、Sモデル以外に標準搭載されています。車両を真上から見下ろすかのように車外カメラの映像を加工してナビ画面に表示してくれます。バックギアに入れたら自動で表示されます。

本当にドローンが車の上で撮っているように思えるくらい明瞭で見やすいです。事実、長女ちゃんは最近まで、車の上にカメラがあるのだと勘違いしていました。

全方向360°にある障害物や人が画面に映るので駐車時にとても便利です。また、タイヤの向きに合わせて進む方向と位置を表示する機能も直感と一致しています。

他社メーカーのパーキングアシストシステムをレンタカーで使ったことがありますが、日産のアラウンドビューモニターが一番使いやすいですね!

アラウンドビューモニターがあれば、車外にいる自分の子供を間違ってひいてしまった!なんてことは少なくなるでしょうね(それでも怖いので、我が家では子供を確実に車に乗せますが…)

運転席からリアシートに手が届く

リアシートにいる赤ちゃんがぐずってしまったときに運転席にいたままでも助手席を前に倒して、赤ちゃんの様子が見られます!また、リアシートを助手席側にスライドしておけば、運転席から赤ちゃんに手が届くのです。詳しいシート配置はメーカーのホームページをご確認ください。

赤ちゃんも運転席の親の顔が見えれば安心することでしょう。

荷室が大きい

観光地に行くときは、赤ちゃんを車に乗せて移動しても、下車後にさらにベビーカーで移動することが多いものです。

かといってベビーカーを車に載せてしまうと、他の荷物を載せられないなんてことは軽自動車の宿命と言って良いでしょう。

しかし、ルークスはリアシートのスライド幅が長いのでリアシートを前席に寄せれば、ベビーカー(折り畳んで立たせた状態)+買い物カゴが置けるスペースができます!

リアシートを前に出してしまったら座っている人のスペースがなくなってしまうかと思いますが、左右のシートを別々にスライドできるので、チャイルドシートを乗せているシートだけ前に出せば問題ありません。

これで、ベビーカーを載せるために諦める荷物が少なくなるとよいですね!

オートブレーキホールドがある

AT車(オートマチック車)では、停車時でもエンジンが動いていれば、ブレーキペダルを踏み続けないと少しずつ前にも進んでしまいます(クリープ現象)。ブレーキペダルを踏み続けるのは、長時間の運転では、疲労の原因にもなります。

かといって、ギアをニュートラルに入れて、サイドブレーキを引くことを赤信号のたびにしていたのでは、少し面倒くさいですよね。

そんな、悩みを解決してくれるのがオートブレーキホールドです。

オートブレーキホールドを作動させた状態で赤信号等で停車した場合に、ブレーキペダルを踏み込むと、ブレーキが効いた状態にキープされます。したがって、ブレーキペダルから足を離しても、クリープ現象が起こらず、停止してくれます。

オートブレーキホールドがあれば、足が疲れにくくなるほか、家族との会話や注意力が低下した場合に、無意識にブレーキを踏む力が弱くなって、車が前進してしまうことを防げますよ。クリープ現象で追突なんて、ほぼ10対0の過失ですし、避けたいものですよね。

ルークスのデメリット

では次にデメリットについて説明します。

  • リアシートのリクライニング機能が1段階のみ
  • 高速走行時、虫がつきやすい
  • 馬力が弱い
  • 4人しか乗れない

順番に説明します。

リアシートのリクライニングが1段階のみ

1段階しかリアシートのリクライニングができず、十分に倒れないので疲れやすいです。もう少し倒れるようなら楽なのですが、そうすると荷室が少なくなるので悩ましいものです。

他の軽自動車では、フルフラットにできる車種もあるので、リアシートの快適性にこだわりたい方は、ルークスを避けた方がよいです。

高速走行時、虫がつきやすい

ルークスならではというよりも、軽自動車のスーパーハイトワゴン車のデメリットです。軽自動車の制限いっぱいまで車体が大きく作られているため、ボンネットが短く、フロントガラスの角度が大きいです。そのため、高速走行時には飛んでいる虫とフロントガラスが真正面からぶつかり、つきやすくなります。

虫が少ない都市部であれば気になりませんが、旅行で地方の高速道路を暖かい時期に走行すると、虫がたくさんつきます。ワイパーだけではなかなか落ちないので、洗車に苦労します。

馬力が弱い

軽自動車には排気量の制限があります。そこに、重量の重いスーパーハイトワゴン車を走らせようとすると、馬力が弱くなります。特にルークスは、軽自動車の中では重いほうなので、高速道路の長い上り坂ではアクセルを思い切り踏むことになります。(4名乗車で時速100㎞を維持する場合)

しかし、市街地を時速60㎞で走行する程度であれば、問題ありません。高速道路をメインに走行し、馬力を重視したいのであれば、他の軽自動車を検討した方がよいでしょう。

4人しか乗れない

当たり前ですが、軽自動車なので定員は4名です。すでに家族が5人以上である場合や、将来家族が5人以上になる予定であれば、ルークスを始めとする軽自動車はやめた方がよいでしょう。

我が家は、4人で乗車しますが、十分広く感じます。子供が大きくなって4人で乗車したら狭いと感じるようになるのは、約10年後くらいでしょう。その頃には買い替えの時期か、子供が家を出て2〜3人で乗るようになるでしょうね。その時まで快適な生活をよろしくね!ルークス!

まとめ

子育て中の家族向けに小回りの効く軽自動車がオススメです。その中でもルークスに特徴的なのは、ハンズフリーオートスライドドアが両側に装備できることや運転席とリアシートを近づけられることです。

子育てに直接関係ないけれども、常に便利なのが、オートブレーキホールドやアラウンドビューモニターでした。

その他にも便利な機能がたくさんありますが、また別の機会に紹介したいです。

一方でルークスならではのデメリットは、馬力が弱いことで、その他はスーパーハイトワゴンの軽自動車に共通するものです。

購入の際は、まずは軽自動車で良いのか?家族構成はどうか?車を使う目的は何か?どのような機能を車に重視するのか?などを検討してみてください。

車の購入に参考になれば嬉しいです!ありがとうございました!

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