冬の寒さがいっそう深まったこの頃。そろそろ、年末の大掃除の季節が近づいてきました。大掃除では、窓を掃除する方も多いですよね。
窓ガラスの掃除は、かなりの重労働で全ての窓をキレイにしようとしたらヘトヘトです。特に、戸建ては窓の数も多く、1部屋に2ヶ所の窓があることは珍しくありません。
我が家では、4LDKの家で全10ヶ所の窓があります。引き違い窓なので、左右で20枚、裏表を合わせると40面も掃除しなくてはなりません。
そこで今回は、窓掃除の負担を軽減してくれる、ロボット窓掃除機、ECOVACS「WINBOT W1 Pro」を紹介します!
大掃除の強力な味方として、購入の参考になれば嬉しいです。
ロボット窓掃除機とは?
窓のガラス面に吸い付くことにより、モップを窓に押し当てて窓ガラスをキレイにしていきます。機種によって、ローラーで上下左右に動くタイプやモップが回転することによってガラス面を移動するタイプがあります。また、内蔵タンクを持ち、洗浄液を噴射しながら進む機種もあります。
「WINBOT W1 Pro」とは?
ECOVACS社製のロボット窓掃除機には、複数のタイプがあります。「WINBOT W1 Pro」は、ローラーで自走し、内蔵タンクで洗浄液を噴射しながらマイクロファイバークロスを押し当てて窓を掃除します。
自動モードの他、スマホアプリと連携してリモートコントロールできます。詳しくは、メーカーのホームページをご確認ください。
「WINBOT W1 Pro」のメリットとデメリットは?
気になる、「WINBOT W1 Pro」のメリットとデメリットについて説明します。
メリット
- ガラス面を自動で上下左右に動く
- 自分で窓を拭くよりもキレイになる
- 掃き出し窓の上部までムラなく掃除する
- 2階など手が届かない窓の外側も掃除できる
順に説明します。
ガラス面を自動で上下左右に動く
スイッチを入れて、モード選択後、窓ガラス面に掃除機を押し当てると空気を吸い込み始めます。すると手を離しても、ガラス面に吸い付き、モードにしたがって上下左右と動き回ってくれます。
自分で雑巾やモップを手に持って上下左右に動かすのって結構しんどいですよね。年末の大掃除で汗をかいて窓を掃除した記憶があります。そんなハードな作業から解放されます。
自分で窓を拭くよりもキレイになる
掃除機が一定の圧力とスピードで窓を拭くため、ムラがありません。また、思っていたよりもキレイになります。百聞は一見にしかず、次の画像を確認してください。
窓掃除機をかける前は、雪のように見える汚れ(雨+砂埃)が付いています。窓掃除機をかけた後は…
どうでしょうか?かなりキレイになっているのがわかります。
少なくとも私が雑巾で濡れ拭き+乾拭きをするよりもキレイになります!
掃き出し窓の上部までムラなく掃除する
手が届きにくい窓の上部は、ムラができたりして汚れが消えてもキレイに見えず、気持ちが沈んでしまいがち。窓掃除機なら上部でも同じ仕上がりにしてくれるので、すっきり気持ちが良いですよ!
2階など手が届かない窓の外側も掃除できる
我が家の2階にはベランダの掃き出し窓以外にも通常の窓があります。住み始めてから窓掃除機を買うまで、ベランダに面していない2階の窓の屋外側を掃除できませんでした。
1階から2階の窓まで届きそうな長いモップは持っていません。また、窓枠から窓を外して掃除することも考えましたが、間違って2階から窓を落とす危険性を考えるとできません。
そんな理由で、どんどん汚れが蓄積していく窓を見てみぬふりをして生活していました。
しかし、窓掃除機があれば、簡単に掃除できるのです!他の窓と同じようにガラス面に押し付ければ、吸い付くので電源用のコードのわずかな隙間だけを開けておけば、引き違い窓の左右の面が掃除できます。
これで長年、2階の窓を見るたびに少し嫌な気分になっていたことから解放されました!
変な場所で停止したらどうなるの?
窓掃除終了時に掃除機が手の届かないところで止まってしまったらどうするの?という疑問があるかもしれません。大丈です!スマホと連携し、リモートコントロールで手の届く位置まで動かせます!
落下することはないの?
窓掃除機が落ちないの?という疑問もあります。その辺りも考えられていて、命綱となるカラビナ付きのロープが付いています。それをカーテンレール等に結んでおけば、万が一、窓から外れてしまっても、地面に落下することはありません。
私が使用する限り、窓から勝手に外れてしまうことは一度もありませんし、そのような挙動を一度も見せたことはありません。また、安全機構として停電やブレーカーが落ちても、内部バッテリーのおかげですぐに電源がOFFにならず、しばらくガラス面にくっついています。
デメリット
- 窓の隅までキレイにできない
- 洗浄液タンクの容量が少なめ
- 噴射した洗浄液が床に落ちる
- 掃除が終了し、窓から掃除機を取り外した部分の仕上げ拭きが必要
- 電源が必要である
では、順番にみていきましょう!
窓の隅までキレイにできない
「WINBOT W1 Pro」の形が正方形のためなのか、窓の隅まではモップが届かず2〜3㎜程度の拭き残しが生じます。自動モードでも、スマホでコントロールしても拭き残すのでどうしようもありません。
ただし、よほど汚れていない限りは、窓にかなり近寄らないと汚れが見えませんので私は気になりません。汚れがひどい時は、窓掃除機をかける前に隅だけ自分で簡単に拭いておけば、窓掃除機がムラなく仕上げてくれますよ!
洗浄液タンクの容量が少なめ
重点モードで掃除すると掃き出し窓4面分くらいで洗浄液が無くなります。その度に専用の洗浄液(水でも可)を補充します。補充作業は簡単ですが、頻度が高いと面倒になってきます。もう少し容量が多ければより良いですね。
噴射した洗浄液が床に落ちる
洗浄液を広範囲に吹き付けるためか、窓のサッシや床にも少しだけ付いてしまいます。床に落ちた洗浄液がシミになったら嫌なので、私は、あらかじめ床にタオルを敷いて防いでいます。
掃除が終了し、窓から掃除機を取り外した部分の仕上げ拭きが必要
掃除が終わったら、運転をOFFにして窓ガラスから窓掃除機を取り外します。このとき、窓掃除機が当たっていた部分に拭きムラができます。そのままにすると、汚れているわけではありませんが、少し気になります。それを防ぐために乾拭きが必要になります。
拭く範囲は、30㎝角くらいなのでサッと拭けますが、毎回やるには面倒です。
電源が必要である
コンセントによる給電が必要なため、屋外側のガラス面を掃除するときは、電源コードを屋内から伸ばします。すると電源コードの太さ分、窓を開けて掃除機を動かす必要があり、そのためわずかですが、掃除できない部分が生じることがあります。
私は、自宅にあるポータブルバッテリーを電源にすることで解消しています。常に窓掃除機とポータブルバッテリーをセットで使用すれば、窓を少し開けておく必要がなくなり、窓全体を掃除できます。ただし、ポータブルバッテリーがやや重いので移動が大変になります。
バッテリーが一緒になっているタイプ(WINBOT W2 OMNI)もあるので、気になる方はチェックしてみてください!
うるさくないの?
掃除機なので、運転中はそれなりに大きい音が出ます。目安は、リビングで視聴中のテレビの音声がほぼ聞こえないレベルです。
私の感覚で音の大きさを比較すると、
プロペラ型扇風機の強モード<WINBOT W1 Pro<Dysonの掃除機の強モード
屋外で使うと近所迷惑になるので、時間帯を考えて使っています。
まとめ
ロボット窓掃除機の「WINBOT W1 Pro」を使用すると、家事負担が軽減するだけでなく、手が届かない2階の外側の窓が掃除できるようになり、自分で拭くよりもキレイに仕上げてくれます。
一方で、窓の隅まではキレイにできないなどのデメリットもあります。購入時の参考にしていただければ嬉しいです!
ただし、デメリットを考慮しても、窓掃除がとても楽になり、心に余裕がうまれるメリットの方が大きいです!窓掃除で体力的にヘトヘトにならず、子育てでイライラすることも少なくなるでしょう!