食器洗浄機に引き続き、時短家電「三種の神器」の第三弾として、自動調理鍋を紹介します!メリットについてデメリットも含めて解説します!
自動調理鍋とは?
電気式で加熱調理をしてくれる家電です。外側の機械部と内鍋、内蓋、混ぜる器具からなります。イメージとしては、混ぜる機能がない炊飯器のようなものです。
調理器具である普通の鍋と大きく異なる点が、メニューに合わせて自動で混ぜること、加熱温度や時間を調整すること、予約機能があることです。
我が家では、私の育休中に大活躍しました!その様子は、以前の記事に掲載しているので参照してください。ちなみに使用しているのは、ホットクックです。
自分の好きなタイミングで調理の準備ができるので、小さな子供と常に一緒にいて、なかなか子供から目が離せない方や、よく調理をする方には重宝するものです。
早速、メリットとデメリットを紹介します。
メリットは?
- 鍋の様子を見る必要がなくなる
- 手のあいた時間帯に準備ができる
- 予約機能で出来たてが食べられる
それぞれの理由を説明します。
鍋の様子を見る必要がなくなる
具材をカットして自動調理鍋に入れて、スイッチを入れれば、自動で加熱調理を開始します。メニューに合わせて加熱時間や温度を調整するので、火加減を変えたり、吹きこぼれをチェックする必要がありません。
また、ガスを使用していると火事の危険があるのでその場から離れられませんが、電気式なので炊飯器と同様に離れても大丈夫です。
我が家では、乳児の次女ちゃんが調理中にぐずっても、加熱調理を中断することもなく、あやすことができました。自動調理鍋がなかったら、子供を抱っこやおんぶしてコンロの前で調理する必要があります。火傷の心配や作業がうまくいかずイライラしてしまいます。
そんな時に自動調理鍋があれば、安全かつ快適に調理ができます。
手のあいた時間帯に準備ができる
自動調理鍋にお肉や野菜などの具材をカットして入れるのは、スイッチを押して調理を開始する直前でなくても良いのです。
スイッチを押すまでに具材が入っていれば良いので、子供がお昼寝をしたタイミングで準備すれば、夕方の忙しい時間にセカセカしません。
我が家では、午前9時〜11時くらいに次女ちゃんがお昼寝するので、昼食と夕食の準備を同時にやります。
お肉や野菜をカットして鍋にどんどん入れていきます。自動調理鍋が後でかき混ぜてくれるので、鍋に入れる順番は、バラバラでもOK!最後に調味料を入れて、夕食のメインのおかずの準備が完了です。あとは、スイッチを押せば良いだけになりました。
予約機能で出来たてが食べられる
提供時間から逆算して、自動調理鍋の調理開始のスイッチを押しても良いのですが、予約機能があるのでもっと便利です。
つまり、自動調理鍋に指定の時間をセットして予約すれば、その時間ぴったりに調理を完了してくれます。
例えば、15時にカレーの具材やルーを鍋に入れておき、調理メニューで「カレー」を選択し、18時に予約しておけば、機械が逆算して調理を開始してくれます。18時には、出来たてのカレーを食べることができるのです。したがって、すべての工程が15時に終わっていると言えます。
つまり、夕食の準備のために夕方近くになったら家に帰らなくても良いのです。自由が手に入ると考えたら、購入するメリットは大きいですよね。
私が育休中のときは、昼前に昼食の準備とともに夕食の準備をしますので、午前中にほとんどの炊事が終わっていることになります。
早い時間に夕食を準備したら、食材が傷まないの?
昼前に夕食の食材をカットして、常温の自動調理鍋に入れてしまったら食品が傷むのでは?と思う方もいるでしょう。あくまでも自己責任ですが、私は冷凍肉を使用することによって食材が傷むのを防いでいます。
つまり、カットした生鮮野菜と冷凍肉を鍋に一緒に入れることで、冷凍肉を解凍するのと同時に冷凍肉の冷気で野菜を冷蔵庫と同じような環境におきます。根拠となるデータはありませんが、傷みが防げていると考えています。その後、加熱されるので、長い時間、鍋の中にあってもお腹を壊すことはありません。
それでも心配な方は、カット済みの食材を入れた内鍋を丸ごと冷蔵庫に保管しても良いですね!ただし、予約機能が使えなくなるのが注意点です。
デメリットは?
- 洗い物が増える
- 内鍋が焦げ付きやすい
- 調理可能なメニューに偏りがある
- あまり調理しないなら使うタイミングが少ない
それぞれの理由を説明します。
洗い物が増える
自動調理鍋には、食材を混ぜるための部品や内蓋などのパーツがあるため、通常の鍋に比べて、洗い物が増えます。今のところ、解決策はありません。私は、食器洗浄機で洗うことで負担を軽減しています。
内鍋が焦げ付きやすい
製品にもよりますが、加熱ムラがあるのか混ぜるのがうまくいっていないのか、鍋底に焦げ付きやすいです。
黒焦げになることはないので、味は問題ありません。ただ、鍋を洗うのが大変になります。
我が家では、長時間水につけることで対応しています。最新のモデルは、改善されているものが多いので購入前にチェックすると良いでしょう。
調理可能なメニューに偏りがある
対応メニューがシチューやカレー、かぼちゃの煮物などの煮物料理が中心となります。したがって、夕食がいつも同じような料理になってしまいます。蒸し料理やお菓子なども可能ですが、予約機能に対応していないなど使い勝手が悪いので使っていません。
最新のモデルでは対応メニューが豊富になったり、予約機能に対応しているので、購入前に確認してみてください。
あまり調理しないなら使うタイミングが少ない
そもそも、普段から料理せず、お惣菜や外食で済ませるのであれば、不要です!料理しないという選択も、とても重要です!子育ては忙しいので、無理して料理しなくても良いと私は考えています。
少量を作ろうとしても、レシピ通りにしか作れない自分は、それなりの量になってしまいます。苦労して作った料理を子供達が全然食べてくれないこともたくさんありました。一人で食べるには多すぎる里芋の煮物を仕方がないので、私がひたすら食べることもありました。
子育ては、ただでさえ心に余裕がなくなりイライラしてしまいがちです。さらに家事で首を絞められてしまったら心も体もボロボロになってしまいます。病気や怪我など取り返しのつかないことにならないように、楽できるところは楽をしていきましょう!
そんなマインドにみなさんなってもらえたら嬉しいです!実際、私は料理をほとんどしなくなり、自動調理鍋を使っていません(笑)ただし、現在は妻が使用しています。
様々な理由で忙しくても料理をしないといけない人もいるでしょう。そんなときは自動調理鍋を利用すると楽ができますよ!
まとめ
以前の記事で紹介したドラム式洗濯乾燥機と食洗機、自動調理鍋の3つを合わせて、子育て家庭の時短「三種の神器」としました!
自動調理鍋は、なかなか目が離せない子供がいる家庭では非常に有効です。ただ、一人遊びができるようになって、急にぐずることがなくなった1〜2歳以降の子供であれば、重宝しません。
前述の通り、無理して料理する必要がないと考える人にとっても有用ではありません。三種の神器の他の2つと比べて活躍する場面が少ないということで、便利度は低いです。
便利度をランキングで表すと以下の通りです。
1位 | 自動洗濯乾燥機 |
2位 | 食器洗浄機 |
3位 | 自動調理鍋 |
購入を検討するときのポイント
- そもそも料理をするのか
- 作りたいメニューが調理鍋で作れるか
- 作りたいメニューに予約機能があるか
- 内鍋の焦げ付き防止加工がされているか
以上を踏まえて、「時間を買う」感覚で購入を検討してみてください。参考になれば嬉しいです!